田平天主堂

田平天主堂   

 1918年、建立された、煉瓦造り・一部木造瓦葺き平屋建てのキリスト教(カトリック)の教会です。2003年には、国の重要文化財に指定されています。

 異色の建築家(大工の棟梁)、鉄川与助(1879-1976)の設計・施工によって建てられました。長崎県五島出身の鉄川与助は、宣教師に西洋建築を学び、五島を含む長崎、熊本、九州各地に教会を建てていったのでした。平戸市紐差町にある紐差教会(1929年完成)も、彼の業績の一つであります。

 松浦鉄道、たびら平戸口駅、または、サムソンホテルから、車で約5分。最寄の駅はといえば、西田平駅ですが、交通の利便性の点で、オススメできません。

 下の写真、西田平駅の全景ですが、なんと! 「西」の付く駅では、この西田平駅が、日本最西なのです(沖縄のモノレールには、「西」の付く駅がありません)。それだけのことですが・・・・・